研究内容

患者のための薬局ビジョンにおいては、高度薬学管理機能、かかりつけ薬局機能、健康サポート機能の3つの機能が薬局に求められ、社会において薬局薬剤師の役割は多岐にわたります。薬局薬剤師においても、高度な知識と経験を有する専門薬剤師、例えば、がん領域においては、日本医療薬学会認定の地域薬学ケア専門薬剤師(がん)や日本臨床腫瘍薬学会認定の外来がん治療専門薬剤師などの資格を持った薬剤師の育成が求められています。

社会薬局薬学寄附講座では、社会情勢を視野に入れ、社会のニーズに対応できる薬局薬剤師を育成する拠点を形成し、大学と薬局が連携し先駆的な臨床薬学研究を展開します。また、地域薬局の薬局薬剤師に対し医療薬学・臨床薬学に関する教育活動も行うことを目的としています。

主要な研究テーマ

1.薬局薬剤師の業務に関連した課題の解決に関する研究

薬局を含めた医療現場では、さまざまな問題や疑問が生じます。また、医療の高度化かつ複雑化に伴い地域医療において薬局に求められる機能が大きく変化しています。日常業務の中で遭遇する臨床疑問(クリニカルクエスチョン)を研究課題として研究疑問(リサーチクエスチョン)に落とし込み、疑問の解決に導きます。

2.薬剤疫学的手法による医療ビッグデータの解析と臨床への活用

医薬品適正使用の推進のために、大学と臨床現場が連携し、現場の医療データとともにリアルワールドデータも活用してエビデンスの構築を目指します。

3.薬局や薬局薬剤師に関する社会的な課題を検討する研究

薬局薬剤師においても、高度な知識と経験を有する専門薬剤師の育成が求められています。薬局薬剤師の知識向上や専門薬剤師資格取得に繋げるためのセミナーを開催し、社会のニーズに応えられる薬局薬剤師の育成に向けたプログラム構築のための研究を行います。

 

 

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